こんにちは、クレメアです。
<この記事はこんな人にオススメ>
- 動画制作を依頼する予定がある人
- 適切な動画の長さを決めたい人
結論
動画の長さを決める際は
以下を参考にして決めていきましょう。
- 動画時間は短ければ短いほど良い
- 離脱可能性の有無を考える
- 人が集中して見れるのはせいぜい60〜90秒
- 文字数は1分で300〜350文字程度
制作する動画の長さはどう決める?
大前提:人は動画を見たくない
いきなりですが
1番よくある、そして深刻な誤解を紹介すると
動画は「作れば見てもらえる」というものではありません。
「動画を見てもらいたい」のであれば
- 見て欲しい人に
- 見てもらうための導線設計
をする必要があります。
動画時間は短ければ短いほど良い
動画制作で大事なことは
「伝えたいことを全て伝えきること」ではありません。
- 視聴者が知りたい切り口に整えること
- 伝えたいことを絞って伝えること
この2つが大事です。
それはなぜか?というと
「視聴者は動画を見たいと思っていないから」です。
具体的な動画時間でいうと
ほとんどの人は長くても1分〜1分30秒くらいで集中力が切れます。
YouTubeの動画でいうと
最初の15〜30秒の間に30〜50%の人が離脱します。
動画はどのような環境で見られる?
動画を見てもらう上で大切なことは
「視聴者がいる場所に動画を掲載」し
「視聴者が動画を見るまでの流れを確認すること」です。
1人で動画を見る=離脱可能性はある
例えば、会社のホームページに動画をアップする場合
その動画は「離脱可能性=途中で再生をやめる可能性」が非常に高くなります。
参考になるので少し解説すると
YouTubeアナリティクスの分析指標の1つに
こちらの視聴者維持率という指標があります。
どんな動画も基本的には
視聴者維持率は右肩下がりになる
つまりは、最後まで見られない傾向があります。
ほとんどの動画編集者はこれを理解せず動画を作ってるだけなので
作っても再生されない、再生されても最後まで見られない動画が出来上がりがちです。
見ざるを得ない環境で視聴される?
ただ、動画の視聴環境が違うのであれば
先ほど話した視聴者維持率を無視して良い場合があります。
例えば
営業の人が手持ちのパソコンやタブレットに
営業資料として動画を入れておいて、それを顧客に見せる場合。
これが「見ざるを得ない状況を作る」ということです。
ちなみに
このように商品説明やサービス説明を動画化して営業ツールとして活用すると
- 動画と営業マンの役割分担ができたり
- 人件費の削減につながったり
- 営業の属人性を下げることができるので
特に無形サービスを扱ってる会社は
サービス説明動画を作ってみるのがオススメです。
人が集中して動画を見る時間はどれくらい?
動画の長さを考える上で参考になるのが
人が動画を集中して見れる時間です。
これはあくまで参考値ですが
動画の長さは長くても「1分〜1分半」でまとめるのがオススメです。
文字数は?
動画の長さを考える上でもう1つ、参考になるのが
動画に掲載できる文字の数です。
動画に掲載できる文字数は
- 1シーン3〜5秒で15〜20文字
- 1分で300〜350文字程度
になります。
あとがき
「動画の長さ」に関する話をまとめてみました。