動画制作

動画制作における予算の考え方について

こんにちは、クレメアです。

クレメア
クレメア
今回は「動画制作における予算の考え方」を解説します。

<この記事はこんな人にオススメ>

  • 動画制作を依頼する予定がある人
  • 予算を決める際の考え方を知りたい人

結論

動画制作の予算に関しては

投資として考える
投下予算以上の回収が見込めるならOK

費用として考える
許容できる予算を策定する

という2つの考え方から決めていきましょう。

クレメア
クレメア
詳しくは記事内で解説してるので、ぜひ読んでいってください。

予算は何で決まるか?

動画の使用目的は?

まず「予算の上限」動画の使用目的」
「利益に直結するか、しないか」によって決まります。

利益に直結する動画とは
動画による利益の増加、もしくは経費の削減などが期待でき
結果を測定できる動画のことです。

クレメア
クレメア
ちなみに私が動画制作をする際は、こちらの「利益に直結する動画の制作」を優先しています。

利益に直結する動画はリターンベース

利益に直結する動画であれば

その動画から見込まれる利益はどれくらいか?
もしくは削減される経費はどれくらいか?

リターンベース
動画制作費を考えることができます。

例えば、新しく制作する動画が

  • 1ヶ月に20万の収益増が見込まれる
  • 動画の耐用年数は2年

であれば、その動画から得られる利益は
ザックリとした試算で20万×24ヶ月=480万円となります。

クレメア
クレメア
この動画を1本100万円で作れば、5ヶ月で元が取れて、それ以降は毎月20万円の黒字を生み出し、2年間で差し引き380万円の黒字になるということです。

人件費や広告費を削減する動画
こちらのような考え方をすることができます。

このような資産としての動画を作る場合は
動画を制作して得られるリターンを加味した上で予算を決めることができます。

クレメア
クレメア
実際にこういった動画を作り出したい場合は、企画が何よりも重要になってきます。

利益に直結しない動画はコストベース

逆に、利益に直結しない動画
利益の増加や経費の削減が測定できない動画
ザックリとしたコストベースで予算を決めることになります。

クレメア
クレメア
現状、ほとんどの動画制作案件は、こちらのコストベースのザックリ予算で予算が決められている場合がほとんどです。

なぜ、コストベースの動画制作が多いのか?というと
「動画が生み出す価値を理解していない人が多いため」です。

「動画が生み出す価値」を理解しないまま動画制作をすると
作って終わりの動画になる可能性があるのでご注意ください。

クレメア
クレメア
「動画が生み出す価値」を理解するためには「動画を見た視聴者がどうなり、どうするのか?」を徹底的に考え抜くことが大切です。

要件は?

動画制作をする際は、使用目的を決めると
自ずとその目的を達成する上で外せない要件が決まってきます。

例えば、3週間後の展示会に向けて動画を作る場合は
納期を守れるかが何よりも大事である、という感じです。

クレメア
クレメア
逆に、使用目的と関係ない部分を「質が高いものを作りたい」という思いで、過剰品質で作るとコストが嵩む原因になるので、注意が必要です。

耐用年数は?※重要

動画制作をする上で見逃されがちなのが
「耐用年数」という考え方です。

動画はブログ記事とは違い
1度完成したら、修正することができません。

そのため、動画を作る際は
しっかりと「耐用年数」を考えた上で
予算を策定する必要があります。

クレメア
クレメア
例えば、この先2年間は使える会社説明動画を作る場合は、2年分の広告予算の中から、動画制作予算を策定するイメージです。

外注と内製の範囲は?

動画制作をする場合は
どこまでを社内で内製化し
どこから先を外注化するか?を決める必要
があります。

クレメア
クレメア
動画制作に必要な工程は、後ほど解説しています。

そして、当然
内製化の範囲が狭いほど低予算で済み
外注化の範囲が広いほど予算は高くなります。

クレメア
クレメア
予算が少ないうちは、社内で動画制作責任者を作り、動画製作にチャレンジする選択肢しかありません。

動画制作のみ外注化であれば、1本5万円も可能!

もし仮に、動画制作において

  • 企画
  • 構成
  • 脚本・台本作成
  • ナレーション

などを内製化するのであれば
1本5万円で動画を作ってもらうことも十分可能です。

クレメア
クレメア
私の動画制作チームに「動画制作部分だけを依頼することも可能」なので、興味がある方はぜひお問い合わせください。

ただ、動画制作のみを依頼する場合は
自社で用意した企画・構成通りの動画が完成するだけなので
その点はあらかじめご了承ください。

クレメア
クレメア
動画制作のみの外注化の場合は、渡された企画・構成などに関するアドバイスは一切ないということです。

ビジネスに動画を活用したいなら、企画から外注化するのがオススメ

もし、企画や構成に自信がないのであれば
予算をとって、企画から外注化することをオススメします。

どんなに低コストで動画を作ったところで
企画の時点で失敗してる動画制作は、作って終わりの動画ができる可能性が高いです。

クレメア
クレメア
低コストな動画制作者は、言われた通りの動画を作るだけだからこそ、低コストなんです。

もし、動画をビジネスに活かしたいのであれば
企画から考えられる動画制作者に依頼することを強くオススメします。

クレメア
クレメア
企画ができる動画制作者はヒアリングの良し悪しで判断できます。

適切なクオリティは?

動画制作で大事なことは
目的に合う適切なクオリティを把握することです。

無駄に予算をかけて動画を作っても
制作陣だけが満足した見られない動画が完成するだけなので
しっかりと視聴者目線を忘れないようにしましょう。

クレメア
クレメア
動画制作では「視聴者の視点」から動画を考えることが特に重要です。

動画制作に必要な人員は?

動画制作の予算は
そのプロジェクトに関わる人数にも左右されます。

クレメア
クレメア
当たり前の話ですが、人が多ければ多いほど制作費も増えていきます。

動画制作に関わる人は
ザックリと以下のような人達がいます。

  • 営業
  • ディレクター
  • プランナー
  • 構成作家
  • 脚本家
  • ナレーター
  • 動画編集者

関わる人数が増えれば増えるほど
金銭的コストと時間的コストが嵩んでいくので
コストを削減したいなら、1人何役かできる人に頼むのがオススメです。

クレメア
クレメア
私は営業・ディレクター・プランナー・構成作家あたりを兼業してやることが多いです。

相手が優秀な人かどうかは
SNSやブログを見て判断しましょう。

クレメア
クレメア
SNSやブログをやってない動画制作者は、情報感度が低く、ビジネス戦闘力もイマイチなことが多いので、あまりオススメしません。

動画制作に必要な工程は?

動画制作に必要な工程は基本的に以下の通りです。

  • 企画
  • 構成
  • 台本・脚本
  • 絵コンテ
  • ナレーション
  • 動画制作

先ほどの述べましたが予算を削減したいのであれば
この中の工程を内製化する
必要があります。

が、そうすると社内リソースを割くことになるので
基本的には外注化した方が効率が良いパターンも多です。

クレメア
クレメア
動画制作を内製化したい場合は「担当者のための教材を購入するか、用意するなどし、人材育成をする」「動画制作に精通してる人を雇う」のが現実的です。

予算が低すぎると何が起こる?

作って終わりの動画の完成

納期の遅れ

低クオリティ

予算が高すぎると何が起こる?

投下予算以上の回収ができない恐れ

あとがき

動画制作に関する予算の話をまとめてみました。

未記入の部分は、時間を作って追記していきます。