エンタープライズブロックチェーン。JP Morgan CEO ジェイミー・ダイモン氏の「ビットコインは詐偽」発言など。カリフォルニア大学バークレー校 ビットコインと仮想通貨の無料講義超訳|Week2-4

前回までの記事はこちら

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こんにちは!クレメア(@cremea_tw)です。

前回に引き続き、カリフォルニア大学バークレー校の無料講義、
「ビットコインと仮想通貨のオンライン講座」で学んだ内容をシェアしていきます。

講義そのものにおいて、

読者対象:ビットコインや仮想通貨について詳しく知りたい全ての人
前提知識:不要

という感じなので、
講義内容を読むだけでもかなり理解が深まるのではないかと思います。

 

文章のスタイルとしては、
翻訳ではなく、個人的解釈バリバリの超訳をしてきます。

荒削りですがスピード重視で、
クレメア的な解釈も交えてお伝えするので、
間違いや意見などあればコメントいただければと思います。

 

また、太字や文字色などの文章の装飾は極力していません。

学びの本質はそこではない、時間がもったいない、あとでできる、
ということで、今回は泣く泣くカットしました。

見辛いかもしれませんが、予めご了承ください。

 

ということで、
講義の内容に沿って進めます。

今回の記事は、
エンタープライズブロックチェーン、
JP Morgan CEO ジェイミー・ダイモン氏の発言などについてお伝えします。

それでは、本題に入っていきましょう。

イントロ: 企業向けブロックチェーン

ブロックチェーン技術は当初、暗号通貨の基盤技術として開発されましたが、
すぐに企業の注目を集め始め、企業は同じ技術を利用してプライベートブロックチェーン、
もしくはパーミッションド・ブロックチェーンを作り始めました。

こうして、
エンタープライズ(企業向けの)ブロックチェーンが生まれました。

私たちはビットコインやイーサリアムのような、
パブリックブロックチェーンについて多くのことを話してきました。

今から、皮肉なことですが、特に銀行などの企業が、
ブロックチェーンをどのように活用しているかを見ていきましょう。

ブロックチェーンは、
大銀行や強力な中央集権的機関を避けるために作られた技術ですが、
すでに一周回ってしまったようです。

 

銀行とブロックチェーン

ブロックチェーンがより主流になっていくことで、
銀行もこの技術に注目するようになってきました。

銀行はビットコインに注意を払い、
それがデジタル通貨として提供されているものの、
ビットコインがオープンで分散型でトラストレスであるという設計目標に、
同意しませんでした。

 

結局のところ銀行は、ユーザーに信頼を求め、
業務をプライベートで制御可能な状態に保ちたいのです。

銀行は、米ドルや他の国際的通貨を暗号通貨に置き換えることなく、
ブロックチェーン技術を適用する方法を模索しました。

銀行はビットコインから、
トラストレス、分散型、分散された統治機構を引き継ぐことなく、
この新しい分散型元帳技術を活用する方法を模索したのです。

 

これにより、「プライベートブロックチェーン」、
または「パーミッションド・ブロックチェーン」への関心が高まりました。

すなわち、ネットワークはオープンでなく、トラストレスでもなく、
基礎的な経済的インセンティブを備えたマイニングスキームがあるわけでもありません。

ある意味で、
「ブロックチェーン」を「ビットコイン」から切り離したいと考えていました。

これらのブロックチェーンは、
ビットコイン(公開鍵暗号)からの基本的な暗号技術を利用し、
エンタープライズ用途に準拠するように変更されていきます。

 

プライベートブロックチェーンの主導権

今日の業界には、
R3のCorda、Chain、JP MorganのQuorumとJuno、そしてDigital Asset Holdingsなど、
様々なエンタープライズテクノロジーがあります。

Hyperledger projectは、
Digital Asset HoldingsとLinux Foundationが運営する、
オープンソースのブロックチェーンです。

IBMのOpen Blockchainは、
Hyperledger projectの「Fabric」を利用したプラットフォームです。

ここ数年の間に、
企業、特に金融機関がブロックチェーン技術を検討してきた方法は、
大きく変化してきました。

それでは、JP Morgan ChaseのCEO、
ジェイミー・ダイモン氏について詳しく見ていきましょう。

 

ビットコイン、ブロックチェーンに関するダイモン氏の言葉

金融業界で最も影響力のある人物の1人として、
ダイモン氏の言葉はブロックチェーンに対する世論の形成に、
大きな役割を果たすことがあります。

2014年1月、ダイモン氏はビットコインについて、

ビットコインは価値の保存手段として最悪だ。

と発言しました。

この言葉は何を意味するものでもなく、
人々のビットコインへの理解を何1つ促しませんでした。

 

2014年10月、ダイモン氏は、

ビットコイン開発者は私たちのランチを食べようとしている。

それは問題ではない。

それは競争と呼ばれ、私たちは競い合うだろう。

と発言しました。

声明は積極的であるように思われますが、
彼は実際にビットコインが伝統的な銀行や金融の競争相手であることを示唆して、
ビットコインに合法性をしぶしぶ認めています。

 

2015年11月には、ダイモン氏はこのように発言しました。

ビットコインVS米ドルのように語られているバーチャル通貨は、いずれ停止するだろう。

無法地帯で循環している、
コントロールできないバーチャル通貨をサポートする政府は、
世界中のどこを探しても存在しないだろう。

今、ビットコインは単なる競争相手ではなく、
真の脅威となっています。

それは銀行家がコントロールできないものであり、
銀行家はビットコインを嫌っています。

 

2017年10月、ダイモン氏はこう発言しました。

ビットコインは良い終わり方をしないだろう。

あなたがビットコインを買うほどの馬鹿なら、いつか対価を払うことになる。

ブロックチェーン技術は素晴らしい技術だ。

私たちは実際にそれを活用するだろう。

ダイモン氏はビットコインそれ自体とは対照的に、
ブロックチェーン技術のメリットを理解し始めたようです。

彼のビットコインに対する立場は変わってないと言えるでしょう。

 

これらのコメントは実際に、
国際金融研究所が主催するイベントで発言され、大きな話題になりました。

2017年9月には、このような発言がなされています。

JP Morganのトレーダーがビットコイン取引を始めたとしたら、
私は2つの理由から彼らを即座に解雇するだろう。

当行の規則に反する上に愚かであり、危険なことだからだ。

またCNBCのカンファレンスでは次のように発言しています。

私の娘の一人がビットコインを買った。

彼女は自分自身を天才だと考えているようだ。

 

2018年1月、彼はこのように発言しました。

ブロックチェーンは本物だ。

円やドルと同じように仮想通貨を所持できる。

ビットコインに対する私の感じ方は、
これが本当に重要なものになった時に政府が感じるのと同じものだ。

私は他の人と異なる意見を持っている。

 

ブロックチェーンコミュニティと政治

暗号通貨とブロックチェーン技術は、
暗号学をプライバシーを促進する手段として信じていた、
小さなグループのサイファーパンクから始まる、
ローラーコースターのような旅から始まりました。

私たちがすでに学んだ、
失敗に終わったデジキャッシュは、その始まりでした。

しかし今では、
アメリカ最大の多国籍金融サービス会社の1つである、
JP Morgan Chaseまで辿り着いています。

 

ビットコインとブロックチェーンの歴史は、
急速な変化の物語です。

リバタリアンの理想を基盤とした駆け出しの技術として始まったビットコインは、
スキャンダルや様々な出来事に満ちた業界の中で始まりました。

ビットコインが高い価値を持ち始め、
幅広く注目を集めるようになってくるにつれて、
ビットコイン自体から、基盤技術であるブロックチェーンによって可能になった、
他の技術革新に焦点が移っていきました。

 

コミュニティ

どこにコミュニティが存在するのか?

一体どこで、
ビットコインとブロックチェーン技術について、
話し合いが行われているのでしょうか?

人々が使ういくつかの異なるフォーラムがあります。

Redditのr / bitcoin、
Bitcointalk.orgのようなオンラインディスカッションボード、
ビットコインミートアップとカンファレンス、
ビットコイン固有のIRCチャンネルがあります。

私たちのような組織(Blockchain at Berkeley)は、
ブロックチェーン技術の議論と推進に専念しています。

私たちには2000人以上のメンバーが参加しているSlackチャンネルがあり、
部rっくチェーン業界でのニュースや開発について議論しています。

また、多くのパブリックイベント、ワークショップ、ミートアップを主催し、
UCバークレー校のキャンパスで複数のクラスを教えるとともに、
これをオンラインで提供しています。

そしてこれは、
ブロックチェーンのコミュニティを育成し、発展させるために行われました。

 

政治

しかしコミュニティ内では、
常に内部的な政治的議論が進行中です。

例えば、
より高い取引手数料を求めているマイナーと、
より低い取引手数料を求めている商人の間で起こる多くの内部政治があります。

ビットコインのスケーラビリティの議論、
イーサリアムの分裂、およびその他の多くの問題についての政治もあります。

 

ビットコインとサイファーパンクのルーツを見てきたように、
ビットコインの中心的コミュニティのほとんどは、
非常にリバタリアンである可能性があります。

そして、人々の政治的見解は、
彼らが技術的議論にどのように感じるかに影響を与えます。

熱心なリバタリアンの同意を得ることができるかは、
非常に難しい問題です。

多くのリバタリアンは、
政治へのブロックチェーンの導入は、
政治に責任を持たせるための良い方法だと考えています。

一方でリバタリアンは、
人々が自分が望むことができるようにすべきだとも考えています。

 

話題になるトピック

米国政府は、代表的民主主義を通じて、
市民の意見と関心を最もよく表現しようとしています。

ブロックチェーンのコミュニティには、
起きた変化に対するコンセンサスを取る様々な方法があり、
そのプロセスは常にスムーズではありません。

例えば、前の講義では、
Bitcoin Improvement Proposalsについて説明しました。

ブロックチェーンの分野では、
ブロックサイズ(具体的には segwit2x)、確認時間、
第三者企業(Intel’s SGX)の集中化の問題を取り上げている論争があります。

このコースではこれらの問題を客観的に説明し、
これらの論点について独自の意見を述べることができます。

 

あとがき

ということで、
いかがでしたでしょうか?

 

企業向けのブロックチェーンの話や、
度々界隈を賑わせるジェイミー・ダイモン氏の発言が出てきました。

具体的な話はそこまででてきませんでしたが、
逆に言えばここら辺の話はまだまだ発展途上にあると言えるでしょう。

 

企業のブロックチェーン活用事例は、
そこまで知らないので、もっと詳しく知りたいと思いますね。

企業向けブロックチェーンはこれから2、3年で、
大きく前進するのではないかなと思います。

 

ということで、

今回はこの辺で失礼します。

このブログを書く僕の目的は、
「ファンを作ること・仲間を増やすこと」です。

趣味が合う、気が合う、考え方が合う。
なんかええなーと思ったら、気軽にメッセージください。喜びます。

終わり。

 

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物語の引き金を引く男 / 「てめえの人生に火をつける」 / プロ火付け役 / 腐れニートからの再始動 / 見知らぬ人にMacBook Proを買った人 / 32日で100記事達成 / ただの足跡を伝説に変えていく男 / Youtubeで #クレメアラジオ 不定期配信 / サロン「裏世界」オーナー 参加希望者はDMまで